和牛、養殖カンパチ、熟成寿司…鹿児島の食ふんだんに 弁当が完成

地元食材をふんだんに使った4種類の「大隅駅弁」を手にする各事業所の代表ら=鹿児島県鹿屋市のホテルで2023年1月18日午後3時31分、新開良一撮影

地元食材をふんだんに使った4種類の「大隅駅弁」を手にする各事業所の代表ら=鹿児島県鹿屋市のホテルで2023年1月18日午後3時31分、新開良一撮影

 鹿児島県大隅地域の食の魅力を発信しようと、地元産の農林水産物を詰め込んだ「大隅駅弁」の販売促進会を21、22日に垂水市の二つの道の駅で開く。通常販売は大隅地域の4カ所で28日に始める。

 県大隅地域振興局の主催。地元の豊かな自然が育んだ牛肉や養殖カンパチ、ピーマンなどの食材を新たな駅弁にしようと企画し、4事業所が「和牛ぎゅうぎゅう弁当」「鹿児島で生まれた熟成の寿司(すし)」など工夫を凝らした4種類が完成した。

 18日には鹿屋市のホテルで認定式があり、みそ漬けのカンパチなどが入った弁当を考案した「冠八屋(かんぱちや)」(垂水市)の和田洋子代表(66)は「いろいろな味付けのカンパチを食べてほしい」とアピールした。

 販促会では、垂水市の道の駅「たるみず湯(ゆ)っ足(た)り館」と「たるみずはまびら」で午前10時に販売を始め、4種類の弁当が10個ずつ並ぶ。

 通常販売は、28日~2月18日の土日に持ち回りで、垂水市の2カ所の道の駅の他、曽於市の「そお太くん市場」と鹿屋市の「どっ菜(さい)市場」で一部弁当を取り扱う。【新開良一】

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