次の目的地に向かう女性ライダーを見送る南之郷もりあげ隊のメンバーら=曽於市末吉の檍神社
「オートバイ神社」の境内でポーズを取る女性ライダーら=曽於市末吉の檍神社
出発する女性ライダーを見送る南之郷もりあげ隊=曽於市末吉
関西の女性ライダーらが14、15の両日、鹿児島県の大隅半島をPRするためにオートバイで観光地などを巡る約300キロの旅を体験した。参加者は今後、交流サイト(SNS)などを通じて発信に努める。
おおすみ観光未来会議(鹿屋市)が、フェリーさんふらわあの利用促進を目的に、1泊2日のモニターツアーを主催。PRを担当する大阪市の会社「ヴァンズ凸(でこ)」のスタッフ4人と女性10人が参加。13日夕に大阪南港を出港し、14日朝に志布志港に到着した。
2021年に日本二輪車文化協会からオートバイ神社に認定された曽於市末吉の檍(あおき)神社では、地元の地域おこしグループ南之郷もりあげ隊が一行を歓迎。隊長の佐野忠昭さん(52)が案内役を務め、隊員は甘酒やぜんざいなどを振る舞った。
京都市のバイク店勤務、鈴木康恵さん(26)は650ccのオートバイで参加。「大隅半島に来たのは初めてだが、フェリーを使えてよかった」と話した。バイクタレントとしてテレビ出演などもしている、ヴァンズ凸のたはらかすみさんによると、参加者の反応は上々。「2日間とも雨模様だったので、晴れた日にまた参加したい」との声が多かったという。
一行は鹿屋市に宿泊。創作茶膳レストラン「茶音の蔵」(志布志市有明町)や道の駅たるみず(垂水市)、佐多岬(南大隅町)などにも立ち寄った。
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