屋久島の屋内スケートボード施設にランプ増築 天候に関係なく自由にスケートを

依頼があれば、「屋久島スケートボード協会」が、その場でスケートボードの指導も行う

依頼があれば、「屋久島スケートボード協会」が、その場でスケートボードの指導も行う

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 屋久島に公共のスケートボードパークを開設することを目標に活動を続ける「屋久島スケートボード協会」の屋内練習場(屋久島町安房)に6月24日、2台目のミニランプがお披露目された。

 ランプとは、スケートボードの練習をするU字型の施設。今回完成したのは、部屋の横幅いっぱいに広がる幅7メートル、奥行き3.6メートルのミニランプ。同協会の会員たちが、材料集めから製作まで行った。これまでのランプより一回り大きく、今後は2台を併用するほか、練習内容に応じて既存のカーブボックスやアールと呼ばれる小型の台を使う。

 同協会の立ち上げは2021年。雨の多い屋久島で天候に関係なく遊べる施設を作ろうと、昨年7月、屋久島南東部の安房港に近い町有の冷蔵庫を借り受け、週末を中心に開場してきた。

 オリジナルステッカーの売り上げ、企業と有志からの寄付金、1日1人300円の使用料などで運営費を賄っている。会員が交代で数人常駐し、スケートボードのレクチャーも行う。

 代表の橋本貴雄さんは「これまでより自由にスケートができるようになった。また様子を見て、奥行き5.4メートルまで増築したい」と話す。

 開場日時はSNSで告知する。

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