2022/04/08 15:05
霧島連山の花木で最も早く咲くマンサク=5日、霧島市牧園の大浪池
霧島連山に春の訪れを告げるマンサクの黄色い花が、霧島市牧園の大浪池(1411メートル)周辺を彩っている。登山道にはハルリンドウやツクシショウジョウバカマ、ツルキジムシロが小さな花を咲かせ、湖畔のマンサクとともに登山者の目を楽しませている。
マンサクは、他の花木に先駆けて咲くことから「まず咲く」が名の由来とする説がある。えびのエコミュージアムセンター(えびの市)によると、今年は寒暖の差が大きかったため、一斉に咲かず、株ごとに開花時期が異なった。見頃は今週いっぱいとなりそう。
霧島連山では、マンサクが終わると4月中旬以降にキリシマミズキが見頃となる。4月後半から5月にかけてノカイドウ、キリシマミツバツツジ、ミヤマキリシマと開花のリレーが続く。
直径1センチほどのかれんな花を咲かせるハルリンドウ=5日、霧島市牧園の大浪池
登山道周辺の日当たりの良い場所に咲くツルキジムシロ=5日、霧島市牧園の大浪池
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