最新式の牛舎や鶏舎が完成 南九州の畜産獣医学拠点施設を公開 鹿児島・曽於市

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鹿児島県曽於市で整備が進む獣医師の養成施設が公開され、関係者らが最新式の牛舎などを視察しました。
この『南九州畜産獣医学拠点』は、曽於市が鹿児島大学と連携して、財部高校の跡地に総事業費およそ28億円をかけて、整備を進めています。
校舎を研究棟に改修したほか、校庭には、最新式の牛舎や鶏舎が完成し、牛350頭、ブロイラー5000羽を飼育する計画です。また、馬20頭の飼養施設も整備が進んでいます。
内覧会には、曽於市の市議会議員らが参加し、研究棟や最新の牛舎などを見て回りました。
(曽於市 片平勇作・整備推進室長)「日本の畜産業の技術力というのは、世界の中でも高いところにあると思う」「付加価値を高めていくと同時に、畜産の獣医学の人材を育成することが、畜産全体を支えることになる」
施設は来年4月に利用が始まる予定で、鹿児島大学など全国の獣医学を専攻する学生たち200人以上が学ぶことになっています。

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