肝属川の河川敷で、今年4月から2度にわたってダイコンが不法投棄されているのが見つかりました。
鹿屋市川西町の肝属川の河川敷です。
ダイコンが見つかった鹿屋市の肝属川の河川敷
大量の大根が捨てられています。
大隅河川国道事務所によりますと、今月8日、ダイコンが不法投棄されているのを職員が発見しました。その量およそ300キロ、軽トラックおよそ1台分です。
現場にはきょうも大量のダイコンが
国道事務所によりますと、同じ場所では今年4月にも大量のダイコンが捨てられているのを見つけました。
大隅河川国道事務所が4月に撮影 この時は約800キロが見つかる
およそ800キロを国の委託業者が撤去したということです。誰がなぜ投棄したのかは分かっていません。
大隅河川国道事務所が4月に撮影
JA鹿児島きもつきによりますと、取引している農家で今年、ダイコンの廃棄が必要な事例は確認されていないということですが、「今年は仕入れ値が安い時期もあった。加工業者などが大量に仕入れて値崩れしたか、状態が悪くなり廃棄した可能性も考えられる」ということです。
廃棄物処理法では、不法投棄は5年以下の懲役、もしくは1000万円以下の罰金などが科されます。
(大隅河川国道事務所河川管理課 田原秀樹課長)「河川はきれいに保ちたいと考えているので、なるべく不要物の廃棄はやめてほしい」
大隅河川国道事務所などは、投棄されたダイコンを撤去するかどうか含めて対応を検討するということです。
大隅河川国道事務所 4月に撮影
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