環境にも配慮 鹿児島水産高校の実習船「薩摩青雲丸」完成

[04/21 20:01]

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鹿児島水産高校の新しい実習船「薩摩青雲丸」が完成し、21日、関係者に披露されました。
「薩摩青雲丸」は、太平洋のハワイ周辺の海域でマグロはえ縄漁の方法や船の機関操作などを学ぶ実習船です。これまでに使っていた実習船が老朽化したことから、今回、新しく造られました。
5代目となる「薩摩青雲丸」は全長およそ65メートル。船内の教室がこれまでより広くなりました。また、揺れを軽減する造りで、乗り心地が向上したほか、排気ガスを浄化する設備が新たに搭載されるなど環境にも配慮した実習船となっています。
(生徒会長・下川床涼和さん)「薩摩青雲丸で専門的な知識と技術を身に着け、上級海技士を取得し、日本の水産業や海運業に貢献できる人材になることを約束します」
新たな実習船は、来月11日の乗船式以降、実習に使われます。

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