肥薩おれんじ鉄道支援へ 5年間で7億超 市町村の基金活用? 鹿児島

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肥薩おれんじ鉄道に対し最大7億1900万円を助成するよう、鹿児島県や沿線の3市が市町村振興協会に要望しました。
赤字が続く肥薩おれんじ鉄道は、県市長会や県町村会などでつくる市町村振興協会の基金から、2022年度までの10年間で、10億1500万円の助成金を受けていました。
助成金が期限切れとなったため、県と沿線の阿久根市、出水市、薩摩川内市は今年5月、市町村振興協会に要望書を出し、線路の維持管理などにあてる最大7億1900万円の支援を求めました。
塩田知事は、おれんじ鉄道の線路をJR貨物も利用することから沿線以外の自治体にも理解を求めたいと話しました。
(塩田康一知事)「トラック輸送など人手も足りなくなることも懸念される中、鹿児島県の物流を確保するうえで鉄道の果たす役割は非常に大きい」

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