自宅裏山で「縁起物」発見 収穫予定のタケノコが…72歳農家も驚き「こんなの見たことない」

宝満民世さん宅の裏山で見つかった親子タケノコ=20日、さつま町久富木

 宝満民世さん宅の裏山で見つかった親子タケノコ=20日、さつま町久富木

 鹿児島県さつま町久富木の農業宝満民世さん(72)が、自宅裏山で、先端が大小二つに割れた“親子”タケノコを見つけた。今年は裏年にあたり、収穫量が少ない中での珍品に「縁起物」と喜んでいる。
 4月上旬、地表に10センチほど顔を出したモウソウチクのタケノコを発見。成長するまで収穫を待っていたところ、側面が次第に膨らみ出して枝分かれした。20日の時点で40センチほどに。1本が複数に割れるのは珍しく、大きく成長する可能性は低いという。
 記念のタケノコは収穫せずに置いておく予定。宝満さんは「小さい頃から多くのタケノコを見てきたが、こんなのは初めて。いい年になりそう」と期待を寄せた。

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