マグロの町 10月1日から「鮪祭り」 飲食16店がメニュー提供、10月末まで いちき串木野

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鮪祭りで提供される特産の冷凍マグロ=いちき串木野市役所

 鹿児島県のいちき串木野市観光特産品協会は10月1~31日、市内の飲食業16店と協力し「第3回鮪祭り」を開催する。各店は期間中、特産の冷凍マグロを使ったメニューを売り出す。
 同市は遠洋マグロ船の保有籍数日本一を誇るが、水揚げは大半が県外で、市内で冷凍マグロを取り扱う店は少ない。冷凍マグロを普及させ、新型コロナ禍で売り上げが落ち込む飲食店を盛り上げようと、1年半前から開催している。
 9月26日に市役所で新メニューのお披露目会があり、約20人が参加。店主らが丼ものや揚げ物、刺し身などを紹介した。協会の久木山睦男会長は「秋の行楽としてたくさんの人に味わってもらい、市を盛り上げたい」と語った。

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