【鹿児島郷土料理レシピ紹介】秋に食べたい!「山坂達者めし」

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こんにちは。朝晩はすっかり涼しくなり日によっては寒さを感じる季節となりました。
今日は、そんな秋にピッタリの郷土料理~山坂達者めし~をご紹介したいと思います。

「山坂達者」とは…

そもそも山坂達者とは、鹿児島に伝わることわざで、郷中教育の中で【年少者・稚児は、いざと言うときに備え、足腰を鍛えておくべきで、そのために、普段から険しい山道や坂道を歩くべき】という意味があるそうです。

例えば、鹿児島の三大祭りである、妙円寺詣り等がまさしく、「山坂達者」にあたります。

「山坂達者飯」とは?

今回ご紹介するこちらのメニューですが、昔、妙円寺参りの際に持って行って、道中に食べた。という説や、近年では、学校給食などに取り入れられ、あごを鍛えるメニューとしても知られているようです。

気になる作り方のご紹介

【材料】
■米…2合
■水…430cc(炊飯器なら2合の線の少し下)
■食塩…小さじ1/2
■薄口しょうゆ…小さじ1
■みりん…小さじ1
■和風顆粒だし…小さじ1
・さつまいも…中1本
・ちりめんじゃこ…小1P(30g)
※いりこでもOK!
・水煮大豆…100g、片栗粉小さじ1
・揚げ油…適量
・ごま。ねいg…お好みの量
★濃口しょうゆ・みりん…各小さじ1

【作り方】
①■の材料を炊飯器や鍋に入れて通常通り炊飯する。
(写真は炊き上がり:具なしの炊き込みご飯のイメージです)

②さつまいもは、よく洗い皮つきのまま1.5cm角に切る

③160℃ぐらいの油で、火が通るまで素揚げする

④ちりめんじゃこは、少量の油でカリッとするまで素揚げする
※油跳ね要注意!!

⑤水煮大豆は水気を切って、片栗粉をまぶし、180℃の油で揚げる

⑥小鍋に★の調味料を入れて煮立たせ、ブクブクとなったら、ごま・揚げた大豆を入れてからめる

ちりめんじゃこ・さつまいも・大豆はそれぞれ、こんな感じになります

⑦器に、ごはんをよそい、上から芋・ちりめん・大豆をトッピングする
お好みでネギ等を散らすと彩りがよくなります

芋がおいしくなる今の時期にもピッタリの料理です。
カリカリした食感もよく、こどもたちもパクパク食べてくれました。

今回は食べやすいように、ちりめんじゃこで作りましたが、食べる煮干しなどで作っていただいてもOKで、よりあごを鍛えるメニューになります。

具材の大きさを変えるだけでもいろんなアレンジができるので、みなさんもぜひ作ってみてくださいね。

※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください

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