鹿児島県産のウイスキーを地元からヨーロッパへ 輸出開始セレモニー

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鹿児島県日置市で造られたウイスキーが薩摩川内市の川内港からヨーロッパに輸出されることになり、記念のセレモニーが行われました。
このウイスキーは日置市にある小正嘉之助蒸留所で造られた「シングルモルト嘉之助(かのすけ)」です。
輸出開始のセレモニーでは小正芳嗣社長が「このウイスキーで世界に打って出ると同時に鹿児島の産業の発展に寄与したい」とあいさつしました。
そして、ウイスキー3000本がトラックに積み込まれ関係者に見送られて出荷されました。
小正嘉之助蒸留所 小正芳嗣社長
「もっと海外展開を加速することで、地域経済活性化に協力できれば」
この蒸留所では2020年から、ヨーロッパ向けにウイスキーの限定商品を輸出してきましたが、出荷量が少なく、横浜や大阪まで陸路で運んでいたため時間がかかっていました。
今回、地元の川内港から輸出することで、これまでより1カ月ほど早く届き、輸送のコストも削減されるということです。

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