鹿屋基地でMQ9がオーバーラン 1日明けての情報に住民「時間かかりすぎ」

鹿屋基地MQ9の事故、情報の伝達に課題が見えてきました。
事故を受けて鹿屋市は23日午後、市議会と基地関係連絡協議会に文書で事故を伝えました。
【高須町内会 上原義史 会長】 「22日の23日で時間かかりすぎ。22日の明るいうちに情報が欲しかった」
鹿屋航空基地から10キロほどの場所に住む高須町内会・会長の上原義史さんは基地関係連絡協議会の委員でもあります。
【高須町内会 上原義史 会長】 「たまたま基地内だったがちょっと出れば基地外で住宅街とかがある。不安、心配、とにかく情報がほしい。情報がないと不安が憶測を呼んでよくない」
県は22日午前11時半ごろ、九州防衛局鹿屋現地連絡所から一報を受け、23日九州防衛局に対し口頭で発生原因の究明や再発防止策を講じた上でその内容を早急に情報提供するよう申し入れたということです。
塩田知事は「けが人や基地周辺の影響は無かったということだが、県民の安心安全に万全を期してほしい」とコメントしています。
また、鹿屋市の中西茂市長は「市民の安全安心を脅かすものであってはならないこと。極めて遺憾」としています。 

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