鹿屋市の「かのやばら園」リニューアル 春のバラ見ごろ

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新たにお目見えした展望デッキ(中央)。バラ園に加え、横尾岳も見渡せる撮影スポットだ=鹿児島県鹿屋市浜田町

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鹿児島県鹿屋市のかのやばら園がこの春、リニューアルした。ウェルカムガーデンと展望デッキを新設し、散策がより楽しめるようになった。現在、春のばら祭りの真っ最中。1500種3万5千株のバラは満開を迎え、園内は色鮮やかに彩られている。

 ウェルカムガーデンは正面入り口を抜けたところに設けられた。バラを中心に季節の花々を飾って来園者を迎える。「かのやばら園」の文字もあり、最初の撮影スポットとなっている。

 展望デッキはリニューアルの目玉で、園内を見渡せる高台に作った。赤やピンクなど様々な色のバラを楽しめるカラーガーデンをはじめ、「園内の主要な場所を眺望できるのが売りです」とばら園関係者。観賞コースの最後にあり、奥に見える横尾岳を入れて写真撮影ができるお勧めスポットだ。

 バラは春と秋が見頃だが、春はバラが一斉に咲いて華やかなのが特徴。なかでも春限定の「つるバラトンネル」(全長220メートル)が見どころだという。

 かのやばら園(0994・40・2170)のばら祭りは6月4日まで。入園料は一般630円、小中高生110円(5日は小中高生無料)。7日まで県内のキッチンカー10店ほどが並ぶキッチンカーフェスもある。最新のバラの開花状況はばら園のインスタグラムで確認できる。

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鹿児島市平川町の錦江湾公園でも春のバラが見ごろを迎えている。園内には約250種、およそ1200株が植えられており、5月上旬まで楽しめる。ポピーやマロニエの花も咲いており、新緑に映える花々を一度に堪能できそうだ。(仙崎信一)

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