鹿銀Payどん、南銀・相信に続き来春は鹿信金でも キャッシュレス拡大で今後は? 鹿児島

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鹿児島銀行の現金を使わない、キャッシュレス決済サービス「Payどん」が、今月16日から南日本銀行と鹿児島相互信用金庫の口座でも利用できることになりました。さらに、来年春からは鹿児島信用金庫も加わります。
(鹿児島銀行・松山澄寛頭取)「Payどんが伸びるために、4銀行・信金が一緒になるのがいい」
鹿児島銀行が2019年に始めたキャッシュレス決済サービス「Payどん」。これまでは鹿児島銀行の口座からしか引き落しやアプリへのチャージができませんでしたが、今月16日から南日本銀行と鹿児島相互信用金庫でも利用できるようになりました。
さらに来年4月ごろからは、鹿児島信用金庫の口座も使えるようになります。
(鹿児島信用金庫・市川博海理事長)「Payどんに対する期待は大きい。オール鹿児島で取り組みたい」
Payどんは現在、会員数およそ12万4000人、県内で使える店舗は1万5000店で、ひと月あたりの決済額は5億円です。今回、新たに鹿児島信用金庫がPayどんへの参加を決めた背景のひとつが、キャッシュレス決済の拡大です。
去年、国内の決済額は初めて100兆円を超え、現金を含むすべての決済に占める割合は36%と、過去最高を更新しました。
(鹿児島信用金庫・市川博海理事長)「完全にキャッシュレスが進むと、金融機関の役割は、客への情報提供、相談などがこれからは重要。それに時間を費やしたい」
(鹿児島銀行・松山澄寛頭取)「Payどんの決済データが揃えば、ビッグデータとしての利用も可能になる」
キャッシュレス決済で進む金融機関の連携。今後の動向が注目されます。

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