黒酢の仕込み壺に絵付け 高校生が描いた「壺アート」13作品鮮やか 霧島

ずらりと並ぶ色鮮やかな壺アート=霧島市福山

 ずらりと並ぶ色鮮やかな壺アート=霧島市福山

(別カット)ずらりと並ぶ色鮮やかな壺アート=霧島市福山

 (別カット)ずらりと並ぶ色鮮やかな壺アート=霧島市福山

 黒酢の仕込みで使うかめ壺(つぼ)に、高校生が絵付けした「壺アート」が、鹿児島県霧島市福山のレストラン「黒酢の郷(さと) 桷志田(かくいだ)」で披露された。「鹿児島の文化への誘(いざ)ない」をテーマに、6校の生徒による色鮮やかな13作品が並んだ。レストランなどに展示される。
 加世田、加治木、隼人工業、国分、福山、牧之原養護高等部の生徒が、ひびが入り使えなくなった壺に、桜島やおはら節の踊り手、ミヤマキリシマなど県の名物を生き生きと描いた。うねる波の間にのぞく大タコの足をダイナミックに描いた福山高校1年の上野実咲さんは「タコの酢の物が好き。タコ壺も連想した」。
 黒酢の普及や生徒の技術向上に役立ててもらおうと、レストランを運営する福山黒酢(鹿児島市)が企画、4日にお披露目された。

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