JA鹿児島県経済連 昨年度の輸出額は過去最高の約32億円 牛肉好調・外食回復など背景に

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JA鹿児島県経済連は、昨年度の農畜産物の輸出額が過去最高のおよそ32億円だったと発表しました。
26日は、JA県中央会や県経済連などが通常総会を前に会見を開きました。
その中で県経済連は、昨年度はウクライナ情勢などによる資材価格の高騰、台風被害などもあったものの、海外輸出額は前の年度をおよそ7億6000万上回り、過去最高のおよそ32億円だったと発表しました。
内訳は、全国和牛能力共進会で日本一に輝いた牛肉がおよそ28億7800万円で、次いでお茶がおよそ1億3500万円でした。
特に牛肉は、インターネットでの取引が広がり、外食事業も回復傾向にあることなどがプラスに働いたということです。
(JA県経済連 柚木弘文会長)「今、外国人の方々が日本に来ている。実際に国内で食べていただいて、自国に帰った後に、再びあの日本の食をまた食べたいという思いを、われわれが醸成するというのも、ひとつの輸出に向けた喚起であろうと考えている」
JA各会の通常総会は今月30日に開かれます。

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