【堪能!鹿児島・大隅 下(絶景編)】独自品種のバラ 香り甘く/夕映え 黄金色のビーチ/川のせせらぎ 癒やしの散歩道

2022/05/02 11:01

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記念写真を撮って確認しあう客とガーデナーの宮地秀作さん=鹿屋市のかのやばら園

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夕日に映え、黄金色に光る大浜海水浴場=南大隅町根占山本

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落差46メートルの滝とエメラルドグリーンの滝つぼが人気の雄川の滝=南大隅町根占川北

 自然豊かな大隅半島は農畜産業や水産業が盛んで、丹精込めて生産された肉や黒潮の恩恵を受けた新鮮な魚が堪能できる。自然の絶景や花々の香り漂う癒やしスポットも随所にある。鹿屋市、南大隅町で休日を満喫できそうなお薦めの場所や味を紹介する。
■かのやばら園(鹿屋市)
 約8ヘクタールの園内を1500種、3万5000株の花々が彩る。ばら祭り期間中(4月29日~6月5日)は1年で最も多くのバラを楽しめる時季で、豊かな香りが園内を包む。屋内展示もあり、天候に関係なく楽しめるのも特徴。5月初旬はつるバラがトンネルを作り、客の目を楽しませる。
 同園で約20年、ガーデナーとして働く宮地秀作さん(38)は「香りを楽しむなら花の開き始めが強くなるのでお薦め」と話す。一押しは園独自の品種「サザンホープ」。宮地さんが園内で突然変異を起こしたバラを発見、周囲の力を借りながら2017年に新品種として確立した。やさしく紅茶のような甘い香りを漂わせる。
 「写真映えスポットを探して楽しむ客も多い」と宮地さん。ハートをかたどるように敷き詰めた花壇もあり、記念撮影をする客が多く見られる。真剣なまなざしでカメラを構える写真愛好家も多く、楽しみ方は幅広い。
 日によって花の咲き具合が変わるため、県内外から定期的に足を運ぶファンもいる。同園管理事務所の瀬貫浩昭次長(61)は「コロナ下、密を避けながら表情を変える花に癒やされてほしい」と呼び掛ける。
■大浜海水浴場(南大隅町)
 「ザザー、ザザー」。寄せては返す波の音は、心の中まできれいに洗い流してくれそうな優しさで海岸を満たす。
 南大隅町の根占と佐多を結ぶ国道269号沿いにある大浜海水浴場。日没時には砂浜と海が黄金色に染まり、「ゴールドビーチ」とも呼ばれる。対岸には開聞岳の端正な姿がくっきり。1日の終わり、刻々と表情を変える景色を飽きずに眺める住民や観光客をよく見かける。
■雄川の滝(南大隅町根占川北)
 癒やしスポットとして知られる雄川の滝(南大隅町根占川北)。駐車場から滝つぼまで片道1.2キロあるが、川のせせらぎを聞きながら緑の中を歩く道中は心地よい。程よく汗をかいた後は、ご褒美のような絶景が待っている。
 ダイナミックな岩肌、落差46メートルの滝、エメラルドグリーンの滝つぼは神秘的な雰囲気。NHK大河ドラマ「西郷どん」のオープニングに登場した。
 駐車場にカフェもあり、ゆったりとくつろげる。ただ、行き帰りの車の渋滞、離合には注意を。混雑状況は、町観光協会ホームページで確認できる。

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