【鹿児島旅行】鹿児島県のジオパーク、桜島へ行ってみた!桜島の見どころご紹介♪

こんにちは!山口です。
先日、夫の実家の鹿児島県へ行ってきました。
鹿児島県と言えば日本でも南にある県の一つ。
秋田県生まれの私にしてみたら文化の1つ1つ、
草木の種類や自然のサイクルが色々違ってとても面白く感じます。
実家帰省と言いながらも、毎回のように観光へ行かせていただいております♪
今回も幾つか遊びに行ったので鹿児島県の楽しい所をご紹介しますね!
ご紹介するのは、鹿児島県と言えば!の『桜島』です。
街を見下ろす雄大な活火山。
最近もニュースで噴火のニュースが流れておりますが、、、
私たちが滞在中にも何度か噴煙が上がって爆発していたようです!

雄大な桜島!鹿児島県のシンボル

フェリーで車ごと桜島へ移動!

桜島へは鹿児島市内のフェリーの港から、車ごと移動します。
車ごとフェリーに乗るなんて、そもそも初めてでビックリ!
この辺りに住む方は、フェリーに車ごと乗って通勤するのが日常だそうです。
フェリーに乗って約15分程で桜島へすぐ到着しました。
この日は朝から晴れていたのに、ちょうど出航頃から雨が降り始めます。。。

フェリーは大きく、何台もの車が乗って移動します

噴火で埋もれた黒神埋没鳥居

桜島で最初に訪れたのは、『黒神埋没鳥居』
大正の大噴火で1日で2mも埋もれた鳥居だそうで、
元々は高さ3mの鳥居ですが、現在は鳥居の上の部分しか見えていません。
当時、掘り起こそうとはなったものの、
災害遺構として噴火のすさまじさを後世へ残すためにわざとそのままにされたそうです。
この大正時代(1914年)の噴火では、時間をずらして2か所で起きたため
約一週間で溶岩は島全体を覆い、海にまで到達したのだとか。
この時の噴火ではもちろん住宅も被害に合い、
たくさんの住戸が焼失したそうです、、、

子どもたちと鳥居

足元に鳥居の柱が2m埋まっているそうです

噴火の災害遺構として印象的な埋没鳥居ですが
夫によると小学校時代に教科書で見た事があるけど、
実際に来たのは今回が始めてだっだとか。
社会科見学などで来てそうにも思いますが、
案外身近な観光名所って行ったことない、というのも分かる気がします。
東京で言う東京タワーとか、東京に住んでいてもあまり上らないとかね(笑)
鳥居のすぐ後ろにあるアコウの樹も大木で、枝葉振りが凄かったです!
鳥居だけでなくこの木からもパワーを感じるような場所でした。

雨露に濡れているせいか一際神聖さが増します

根っこが凄すぎるアコウの樹

桜島内にはたくさんの避難豪がありました

有村溶岩展望所で溶岩ウォッチ!

車で少々移動して、溶岩を実際に見ることが出来る展望所へ。
この頃には土砂降りも終わり、あっという間にギラギラの太陽が顔を出していました!
鹿児島らしい、暑い夏のお天気に。
車から降りた息子は、一面の黒い土(火山灰)や岩(火成岩)に驚いていました。
火山灰をほじったり、岩を登ろうとしたり、、、
やっぱり普段見ることのない灰や溶岩などは触って観察してみたい様子。
まぁやっぱり触ってみたいよね。
気持ちは分かる。

ここは大正時代の爆発の時の溶岩台地

灰で泥遊びがしたい様子

展望所まで階段を頑張って登ります

噴火があると、ゴ―――という音なども聞こえるそうですが、
この時は噴火はありませんでした。
火山灰や、溶岩台地にも時間の経過とともにまた草木は生えるそうです。
桜島は何度か大規模爆発をしているので、
その度に草木も一掃され、溶岩痕の大地ではそれぞれの植生に違いがあるのだとか。
大正の大噴火は約100年ほど前。
その時に一度溶岩台地で荒野となった場所に、
数十年まえから植生が自生し始めているのだからたくましさを感じます。
50年前、100年前は今と見える景色も違ったのでしょうね。

見晴らしの良い溶岩台地は草木で覆われていました

展望所の東屋にはヘルメットも!

火山灰にも草は育つ

大正時代の大噴火では溶岩が海峡にも流れ込み
大隅半島と桜島の間が埋め立てられて、繋がったのだとか。
海峡を埋め立てる溶岩の量、、、半端ないです。

道の端や人がち寄る場所には避難豪が必ずあります

溶岩が大隅半島に流れ込み陸と島を繋げた箇所

赤水展望広場

2004年に長渕剛さんのオールナイトコンサートが行われ、
島民の10倍以上の観客たちがここで熱い夜を過ごしたそうです。
その記念碑が、溶岩を使って作成された「叫びの胸像」です。
、、、うん、溶岩が叫んでいる!!!
ここは桜島の中でも特別熱いパワースポットかもしれません(笑)

迫力の長渕剛さんの胸像!

桜島ジオツアーに満足♪

序盤、あいにくの雨に見舞われましたがすぐに止んだので
途中からは無事に外に下りて観光が出来ました。
見るだけじゃなく、実際に灰や溶岩に触れたのも息子は楽しかったようです。
桜島に来る前に東京の科学館で、火山の成り立ちを見て溶岩が噴出する仕組みを見た後だったので
実物を見れたのは良い思い出になったと思います。
帰りも車ごとフェリーに乗って鹿児島市へ。
ちなみに桜島では温暖な気候を生かしてのブリの養殖なども盛んで、
ランチは美味しいブリの定食を頂きました♪
溶岩だけではなく、火山の恵は色々あるようです。
道の駅もあるのでお土産を買う場所にも困らず、楽しく観光出来ました!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

大きなフェリーがカッコいい!

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