「ぐりぶークーポン」 約15億円分を利用

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鹿児島 2022.06.14 20:03

 飲食店などで利用できる割引券「ぐりぶークーポン」について、
去年6月から今年1月までに利用された割引額がおよそ14億8000万円だったことがわかった。
 県庁のLINE公式アカウントで配信される「ぐりぶークーポン」は、コロナ禍で落ち込んだ消費の回復を目的として県内の飲食店などで利用できる割引券。去年6月から今年1月まで配信後、一時中断されたが、再び、先月9日から配信が始まっている。
 14日の県議会一般質問で、平林商工労働水産部長は「昨年度は6月から1月まで毎週計34回配信し、約249万枚が使用され、割引額の合計は約14億8000万円でこのうち97%が飲食店での使用となっております。本年度は配信を2週に1回に見直し、先月9日から配信を再開したところであり、これまで2回の配信で約41万枚が使用されたところです」と経済効果について説明した。
 県によると6月5日時点のぐりぶークーポンの登録者数はおよそ67万人で登録店舗は1848店。そのうち県の第三者認証を取得した飲食店が85%を占めていて、昨年度より登録者、登録店舗
いずれも増加しているという。
 配信期間は今後3か月程度の見込みで、およそ200万枚を上限としているという。

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