5日間で583.7キロ 現存する世界最長の駅伝大会は九州にあった

2022/02/16 21:00

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薩摩路へ向け一斉に走り出す12地区のランナー=2021年2月13日、鹿児島市のみなと大通り公園

 鹿児島県内で5日間にわたり開催される県下一周駅伝のコース総距離53区間583.7キロは、現存する駅伝大会では世界最長を誇る。2番目の長崎県「郡市対抗県下一周駅伝大会」(3日間、42区間407.3キロ)よりも170キロ以上長い。
 大会を主催する南日本新聞社と鹿児島陸上競技協会が、昨年11月から、全国の陸上競技協会と地元スポーツ協会を対象にアンケートや電話で調査した。5日間の大会日数も、大分県「県内一周大分合同駅伝競走大会」(39区間390.8キロ)と並んで最も長かった。
 過去に開催された大会も含めると、2013年を最後に廃止された「グランツール九州大会(九州一周駅伝)」が8日間、51区間739.9キロで、日数、距離ともに最長だった。

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