「ゴーヤ」はビタミンCなど栄養たっぷり!意外と知らない“体がよろこぶゴーヤのおいしい食べかた”

 「ゴーヤ」はビタミンCなど栄養たっぷり!意外と知らない“体がよろこぶゴーヤのおいしい食べかた”

ゴーヤは苦味があって苦手という方も多いですよね。でも栄養豊富で夏にぜひ食べたい食材なので、食べやすくアレンジするのがおすすめです。今回は、管理栄養士の関口絢子さんに「ゴーヤを食べやすくするレシピ」を教えていただきます。 

教えてくれたのは……管理栄養士・関口絢子さん

料理研究家・管理栄養士・インナービューティスペシャリスト。「健康な体と豊かな心を育む食卓」をテーマに、季節の体の変化や旬の食べ物にフォーカスした食の知恵をお届けします。YouTubeでも体に優しいレシピや知識を発信。

ゴーヤには体がよろこぶ栄養が豊富!

ゴーヤのスライス

今回は旬の野菜、ゴーヤを使ったレシピをご紹介します。ゴーヤといえば苦い野菜の代表ですね。

この苦み成分に、血糖値・血圧・コレステロールを下げるなどのすばらしい効果があるんです。苦いゴーヤもきゅうりを合わせると、とても食べやすくなります。

▼ゴーヤの代表的な栄養

ビタミンC:抗酸化作用、美肌、免疫力の向上
ビタミンK:骨を強くする
その他、カリウム、葉酸、不溶性食物繊維 等

ゴーヤときゅうりのごまポン酢和えの作り方

ゴーヤときゅうりのごまポン酢和え

血糖値を抑える効果があることから食前に食べるのがおすすめです。
作り置きもできて、冷蔵庫で3日間保存が可能です。

材料
  • ゴーヤ……2分の1本
  • きゅうり……1~2本
  • 白ごま(すりごまでも代用可)……大さじ2
  • ポン酢……大さじ1.5
  • ゴーヤときゅうりの分量は、同じになるように準備します。塩分が気になる方は、塩分が加わっているポン酢ではなく、お酢やかんきつ酢でも代用が可能ですので加えてください。

    ゴーヤの下処理の仕方
  • ゴーヤを、縦半分に包丁で切ります。
  • ゴーヤの中に入っているわたと種を、スプーンでざっくり取ります。
  • 作り方

    1.ゴーヤの両端を少し包丁で切ります。ゴーヤの断面を下にして、まな板に横向きに置きます。ゴーヤの厚さが2mmくらいになるように、少し薄めに切ります。

    薄めに切ったゴーヤ

    2.きゅうりを縦半分切り、斜めに薄切りにします。

    薄切りにしたきゅうり

    きゅうりの大きさは、ゴーヤとだいたい同じ大きさになるようにします。

    ボウルに入れたきゅうりとゴーヤ

    3.ボウルにゴーヤ、きゅうり、塩を小さじ1程度(分量外)を入れてます。全体をもんでから少し置いて、しんなりさせます。

    ゴーヤときゅうりを塩でもむ女性

    4.白ごまを、すり鉢ですります(すりごまを使う方はこの作業を省いてください)。

    白ごまをたたく女性

    5.ゴーヤときゅうりの水気を切って、白ゴマに加え、箸で混ぜ合わせます。

    白ごまときゅうり、ゴーヤをあわせる女性

    白ごまときゅうり、ゴーヤを合わせるとき、野菜の味見をして、塩分加減を確認します。

    きゅうりの塩分加減をみる女性

    6.お好みでポン酢を加えます。ポン酢を少なめにして、お酢やかんきつ酢を加えるのもおすすめです。

    きゅうりとゴーヤにポン酢を加える女性

    7.全体が混ざったら、できあがりです。

    ゴーヤときゅうりの白ごま和え

    ゴーヤときゅうりは、それぞれ違った歯ごたえがあります。ゴーヤは生で食べるとそれなりに苦みがありますが、きゅうりと白ごまが入っているので、若干マイルドになり食べやすくなります。

    大量に食べるものではないので、小鉢1皿分くらいを目安に食べてみてください。夏らしい、さわやかな味わいです。

    ゴーヤが大好きな方はもちろん、どうやって食べたらいいのかわからないと思っていた方も、ぜひ手に取ってみてください。

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