「江戸の人になりきれた」鶴丸城御楼門 2階を特別公開 鹿児島

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鹿児島市城山町にある、日本最大の城門といわれる鶴丸城御楼門。
2022年12月、国の文化審議会は、この御楼門を含む黎明館や鹿児島県立図書館などの一帯について「鹿児島城跡」として国の史跡に追加指定するよう答申しています。
これを記念して9日、普段は立ち入れない御楼門の内部が特別に公開されました。
野平美奈子記者
「特別に公開されたのは、鶴丸城御楼門の普段入ることのできない2階部分です」
高さ20mある御楼門の2階部分は普段、安全上の理由から立ち入ることはできません。
9日は一帯が「鹿児島城跡」として国の史跡に追加答申されたことを記念して、事前に申し込みがあった参加者に特別に公開されました。
2階部分では、屋根裏にある2万枚もの瓦を支える複雑な木組みや、見張り番が使ったとされる異変を伝えるための階段など、江戸時代ならではの造りが再現された様子を見学することができます。
桜島を望める窓は、当時の役人がここから城下町を見渡していたとされていて、見学した人たちは興味深そうに御楼門の内部を見て回っていました。
見学した人
「よかった。仕事が大工だから興味があった。とても魅力があった。興奮している」
「再現したときから内部を見てみたい気持ちがあった。たまたま募集があって参加した」
「江戸の人になりきれたと思う」

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