大人の夏休み 鹿児島の美術館と癒しの喫茶室【LEE DAYS club ピンポンマム】

毎日慌ただしくしていたらもう8月も下旬に。新学期が始まった地域もあるかと思います。

受験生の娘が毎日のように塾なので遠出はできませんでしたが、隙間時間に、一人静かな夏休みのお出かけを楽しみました。

緑のなかの美術館

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夏でも涼しい風が吹き抜ける竹林

鹿児島市街地から車で40分くらいでしょうか、自然豊かな土地に児玉美術館はあります。

海老原喜之助、大嵩禮造、山下三千夫ら鹿児島県出身作家の作品が中心に展示されています。

展示室の窓から見える樹々の緑もまた作品の一部のような、アートと自然を同時に感じることができる素敵な美術館です。

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美術館へのアプローチ

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森に包まれた美術館

高台にある絶景美術館

鹿児島市武の高台にある長島美術館

まだ夫と結婚する前に鹿児島一人旅をしたことがあったのですが、その際にも訪れて、ここからの桜島の景色にとても感動したのを覚えています。

長島美術館からの桜島

手入れの行き届いた庭園の先には雄大な桜島

長島美術館

こちらの美術館も黒田清輝、藤島武二、和田英作、東郷青児、といった鹿児島出身の作家の作品が充実しています。

あと個人的には、第3展示室のアール・ヌーヴォーのガラス、第5展示室の薩摩焼(白薩摩)の展示が好きです。

亜熱帯庭園に佇む彫刻

亜熱帯の樹木が生い茂る庭園、こちらに点在する彫刻の数々にも心が動かされます。

桜島を臨む喫茶室

じっくりゆっくり美術鑑賞をしたら喉がカラカラになったので、2階にある喫茶室へ。

カフェでも喫茶店でもなく、「喫茶室」という、レトロで力の抜けた響きが好きです。

長島美術館銅製のタンブラーで最後まで冷たいアイスコーヒーが楽しめます長島美術館お腹すいた!の声に応えてくれる軽食メニューも充実

鶴丸城跡に建つ黎明館

市街地にあるのでアクセスがよい鹿児島県歴史・美術センター黎明館

薩摩藩初代藩主島津家久が築城した鶴丸城の跡地に建っています。

常設展のほか、季節ごとに様々な企画展が催されています。

黎明館2020年3月までは「歴史資料センター黎明館」という名称でした

黎明館

再建された御楼門

その鶴丸城本丸の正面にあった御楼門(明治6年に焼失)が2020年3月に再建され、鹿児島の歴史が一つ甦りました。

御楼門

御楼門夏には蓮の花が見事です

歴史を感じながらの珈琲休憩

この黎明館のなかにもお気に入りの喫茶室があります。

CHIN JUKAN POTTERY 喫茶室

歴史ある薩摩焼の窯元・沈壽官とランドスケーププロダクツがプロデュースする喫茶室で、甘味や飲み物を薩摩焼の器で楽しむことができます。

この日はお城型の最中皮が可愛い「お城もなか」とアイスコーヒーを注文しました。

最中には餡子と抹茶アイスが挟まれています。添えられた白玉も美味しい〜。

使われている黒の漆器も素敵!

黎明館御楼門(裏側)を眺めながら

静かな時が流れる美術館で、心を真っ新にして作品と向き合う。なんて贅沢な時間なのだろうと思います。

いつも何かに追われているような、ざわざわした心がリセットされて、また明日からも頑張ろう!と思えた夏休みの自由時間でした。

ピンポンマム

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