「路線の維持、存続を」JR九州に沿線自治体が要望活動 鹿児島

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鹿児島県内を走るJR在来線のうち、日豊本線の都城ー国分間が4億1500万円、肥薩線の吉松ー隼人間が2億6200万円、吉都線の都城ー吉松が3億4100万円、指宿枕崎線の喜入ー指宿が1億8500万円、そして指宿ー枕崎が4億9400万円のそれぞれ赤字となっています。
沿線の人口減少やコロナ禍が要因とされる中、県や沿線自治体の関係者らが8日、路線の維持や存続などをJR九州に要望しました。
要望活動を行ったのは、県やJR九州各路線の沿線自治体で構成される県鉄道整備促進協議会です。
協議会のメンバーは8日、鹿児島市のJR九州鹿児島支社を訪れ、県内のJR路線の維持や存続のほか、2022年9月の台風14号以降、運転見合わせが続いている日南線の志布志ー南郷間の早期再開などを要望しました。
要望書の提出後、非公開で行われた協議ではJR側から「コロナ禍の影響は緩和されてきた。できる範囲でサービス向上を図っていきたい」と回答があったということです。
鹿児島県総合政策部・柿内一樹参事
「地域の人の日常の交通手段だし、観光客誘致でも重要な交通手段なので、存続が図られるように我々としても引き続き取り組んでいきたい」

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