【南九州市・頴娃】冬の風物詩「大根やぐら」が美しい!

特派員No. 1215
せがわ ちかさん

こんにちは!
鹿児島県南九州市頴娃(えい)町在住のせがわちかです。
今年もあっという間に12月になりましたね~。
南国鹿児島もさすがに寒くなってきました。この寒さを感じる季節になると登場するのが
頴娃町の冬の風物詩「大根やぐら」です。

1年の中で一番寒くなる12月~2月ごろに大根をやぐらに干し、空っ風をあびることにより
大根が乾き、たくあんなどのお漬物の材料になります。

やぐらの高さは5mほどあるものも!

このやぐらは、毎年竹を組むところから始まります。竹が古くなっていたりすると、
山から竹を切り出すところから始めるという、気の遠くなるような重労働です。

竹を渡す人、竹を受け取り紐で固定する人、と役割分担をして組み上げます。

近くに行くと、すでにお漬物のような、美味しい香りがします。
干す大根は、一般的な大根と比べると長細い品種の大根を使っています。

インスタ映え間違いなし!

大根やぐらが登場し始めると、頴娃の冬の景色がさらに美しくなります。
私も家族がやぐらを立て始めると、手伝いはできないのですが写真を撮りに畑に通います。

畑からは開聞岳や水平線を眺めることができる海の景色、そして一面の茶畑ととにかく絶景!

大根やぐらは観光スポットではないので、無断で畑に入っての撮影などはNGです。
近くで撮影したい場合は、農家の方に声をかけてから撮影いただければと思います♪

ぜひ、今だけの頴娃の冬の風物詩「大根やぐら」を見にお出かけください!

【大根やぐら】
南九州市頴娃町一帯

※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください

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