鹿児島市役所に“書かない窓口” 進学・転勤時期の混雑緩和なるか?「すごく楽になった」の声も

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役場で転入届や住民票の写しなどを発行する時に、これまでは紙の申請書に書いていた名前や住所。鹿児島市役所で1日から、こうした申請書の手書きをする手間を省いた「書かない窓口」がスタートしました。
鹿児島市役所の市民課です。これまでは、転入届などの申請書を書くための記載台がありましたが、1日は撤去されています。
1日から始まった「書かない窓口」。これまで時間がかかっていた申請書類の記入を省き、氏名や住所などを職員に口頭で伝えて、最後に署名をすれば手続きが完了します。
これから迎える進学や就職などの時期は、窓口が2〜3時間待ちとなるケースもあった中、利用者が書類を書く手間を減らして混雑を緩和しようと1日、スタートしました。
(鹿児島市役所市民課 塘正平課長)「デジタルを活用して、市民の待ち時間を減らす。書かないことで負担も減らすという取り組み」「例えば4人家族で、今まで60分かかっていた手続きを40分に。3分の2の程度の時間短縮を目標にしている」
(利用者)
「(始まったのは)知らなかった。きょうと言われて知った。すごい楽になった。簡単なのでびっくりした」
鹿児島市によりますと県内では長島町・出水市に続き3番目だということで、鹿児島市役所では、本庁の市民課と谷山支所の市民課で対応しています。

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