全国茶品評会 鹿児島・南九州市3年連続1位 普通煎茶10キロ、県勢19年連続 個人最高は枦川製茶(南九州市)

2022/08/27 12:07

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 第76回全国茶品評会の審査会が23~26日に京都府であり、普通煎茶10キロの部で鹿児島県南九州市が3年連続で産地賞1位となった。県勢の1位獲得は19年連続。同部の個人は、南九州市の枦川製茶が最高賞に当たる農林水産大臣賞に輝いた。
 機械摘み限定の普通煎茶10キロの部には、静岡、福岡など7県から101点が出品された。うち鹿児島は6市町から76点。霧島市も産地賞3位に入った。各部門の個人上位5人に与えられる特別賞は、鹿児島県からはいずれも同部に出品した4人が受賞した。県農産園芸課によると、県勢の1位受賞は5年連続で、枦川製茶は6回目。
 また、玉露の部で曽於市が産地賞3位だった。かぶせ茶の部でも県勢の入賞があった。
 審査会は7茶種8部門からなり、17都府県から865点の出品があった。鹿児島県からは6部門に122点を出品した。
 その他の県関係特別賞は次の通り(敬称略)。
 農林水産省農産局長賞 知覧銘茶研究会宮原光製茶 宮原健▽日本茶業中央会会長賞 知覧銘茶研究会下窪勲製茶 下窪健一郎▽全国茶生産団体連合会会長賞 知覧銘茶研究会下窪勲製茶 下窪和幸(いずれも南九州市)

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