明けましておめでとうございます。Happy New Year!
お正月に鹿児島ではおせち料理の一部として鳥刺しやきんかん漬けを食べる方も多いのではないでしょうか。母国ハンガリーでは鶏は幸せが飛んで逃げるということから鶏肉はお正月料理としては好まれません。縁起物とされ幸運を掘り出す豚やお金がたくさん舞い込んでくると言われているレンズ豆を使った料理を食べます。
年末から年始にかけて運動量が減り食事量が増え、正月太りになりがちです。そこでアウトドアを中心に自然で遊ぶ旅を考えてみました。今年の初旅として選んだスポットは大隅半島です。マイナスイオンを求めて神川大滝公園（かみかわおおたきこうえん）へ…
神川大滝公園
錦江町（きんこうちょう）は鹿児島県の大隅半島西部に位置する町です。西部の海岸側は錦江湾（きんこうわん）に面し、美しい海が見えます。陸側には緑豊かな山や澄みきった流れの川が訪れる人を癒やしてくれます。
錦江町役場から北東へ車で約12分に心身を癒やすのに最適な場所があります。その名も神川大滝公園。そこには高さ25メートルの神川大滝とその手前に小滝があり、さらに遊具がいっぱいの親水広場、吊り橋や遊歩道など、四季折々の自然を楽しみながら思い切り遊ぶことができます。
・小滝
駐車場からすぐに小滝が見えてきます。別名は弁財天の滝です。
細い滝で、ミストのような細かい水飛沫が飛んできます。
周辺に小さめな弁財天の石像が置かれています。
ちなみに弁財天は、ヒンドゥー教の女神で、水に関わる神様だそうです。
その隣に赤いタワーのような階段があり、登っていくと「虹のつり橋大滝橋」へと続く登り坂に出ることができます。運動不足の人は少し息切れするかも⁈（笑）
・神川大滝
小滝の前を通って奥へ進むと神川大滝が見えてきます。別名は恵比寿の滝です。展望からも、そして少し下がって近くからも大滝を見ることができ、いろいろな角度から楽しめます。
水量がとにかくすごく、目の前に落ちる大迫力の滝は圧巻の見ごたえです。水飛沫は小滝より強く、舞い上がるミストで、夏でもひんやり涼しい空間が堪能できると思います。滝壺も私のイメージする滝壺よりスケールが大きく、エメラルドグリーンに輝く様子も素敵です。
滝壺の近くから滝を眺めていると、とても癒やされました。
・虹のつり橋大滝橋
全長130メートル、高さ68メートルもあるつり橋側から大滝全景が楽しめます。吊り橋は渡る時にドキドキ、ハラハラでした。しかし滝壺へ流れ落ちる大迫力の滝音は印象的で、心を和ませる音でした。
吊り橋から下を見ることができるスポットも発見しました。
帰り道
虹のつり橋大滝橋を楽しんだ後に遊歩道を通って駐車場を目指し、10分かからない内に滑り台に到着。滑り台で降りるか、階段で降りるか、そこで選択ができます。私たちはもちろん滑り台を利用。きゃ～！きゃ～！意外とスリリングな滑り台でした。
駐車場の近くに湧水があり、地元の方々が水汲みによく利用するそうです。私たちもボトルいっぱいに水を汲み、家で美味しいコーヒーやお米を炊く時に使いました。柔らかい水で美味しかったです。
最後に…
吊り橋から豪快な大滝を眺めたり、大迫力の滝のいろいろな表情を楽しめるスポットで、たくさんのパワーをもらえました。滝といえば夏に人気の場所ですが、冬の季節もまた違った雰囲気を見せてくれます。桜の木もたくさんあったようなので、また春にもまた行ってみたいと思います。
今回は時間の関係で回りきれませんでしたが、7つの滝にそれぞれ七福神の神様が祀られているので、正月らしく七福神巡りをされてみてはいかがでしょうか。
基本情報
住所：鹿児島県肝属郡錦江町神川2382
電話：0994-25-2511（錦江町田代支所 観光交流課（0994-22-2120））
駐車場：あり
公衆トイレ：あり
WEB: https://www.town.kinko.lg.jp/kanko-s/kanko/spot/otaki.html
※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください
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