鹿屋市街の南西に位置する高須海水浴場。
海水浴シーズンが終わっても楽しめると知り行ってきました！
開聞岳を一望できるロケーション
高須海水浴場は、遠浅で美しい砂浜が広がります。海水浴シーズンには、子供も安心して泳ぐことができ、ご家族で楽しめます。
写真の右上にうっすら開聞岳が見えます（空気が澄んでいる日は、もっと綺麗に見えます）
砂浜には可愛いカニがたくさんいました
砂浜の北側は、巨岩・奇岩が並んで複雑な岩場が絶景です。
岩場から砂浜を見る
近年では年に一回マリンフェスタを開催し、ヨットやウインドサーフィンなどのマリンスポーツや、ビーチフラッグなどのビーチスポーツを楽しめるイベントも行っています。
高須海水浴場展望所と赤の鳥居
岩場が歩けるくらい潮が引いた時に行ける展望所。
干潮時にだけ行ける展望所というのが素敵で、気になっていた場所でした。
砂浜から見た海に浮かぶ鳥居と展望所（左が鳥居・右が展望所）
砂浜の北側の岩場を歩いて展望所を目指します！
満潮時は渡れないので、ご注意ください。
岩場の潮だまりを覗いてみてください。魚やカニがたくさんいます！
とにかく海の透明度が高く、ブルーの綺麗な海です。
岩のトンネル
鹿屋市田崎町にある七狩長田貫神社(通称：田崎神社)の夏越祭用のピンクの祭壇
突き当りにウッドデッキの展望所が設置されています。
ここからは、岩の上の鳥居が目の前に見えます。
もっと潮が引いた時に行くと、なんと、砂浜から鳥居の岩まで歩いて行けて登れるみたいです！
次回は、このタイミングを狙いたいです！海にある鳥居は、神秘的で絵になります。
※この鳥居は、海難防止と豊漁を願い、地元有志で昭和20年に建てたものだそうです。
海の中の岩の上にある赤の鳥居
夕日のきれいなスポットらしく、鳥居の方角に沈む様子は美しいでしょうね。
いつかその時間帯に見に行ってみたいです。
戦争遺跡トーチカと現地で体験できる360°VR
戦時中、鹿屋市には3つの海軍基地があり、日本で一番多くの1,271名が特攻隊として出撃し、尊い命を失いました。
今も残る貴重な戦争遺跡、高須海岸には、太平洋戦争末期にアメリカ軍の上陸を想定して作られたトーチカ(防御陣地)の跡があります。コンクリートの穴は、海岸の方に向けられています。
トーチカ ※鹿屋市観光協会より、お写真をお借りいたしました
ここに、現地で体験できる鹿屋市戦争遺跡VRのQRコードが設置されています。
スマホまたはタブレットでQRコードを読み取り、当時のリアルな映像が360°で体感できます。
現在の綺麗で穏やかな海が、当時は進駐軍が迫ってくる緊迫した場所だったことに衝撃を受けました。
戦争を身近に感じ、考えさせられ、とても良い体験ができました。
みなさんも現地に行って、リアルなVRを体験されてみてください！！
鹿屋市戦争遺跡VR ※鹿屋市農林商工部ふるさとPR課より画像をお借りいたしました
※進駐軍のVRは、高須トーチカと金浜海岸の進駐軍上陸地の碑で見ることができます。
※全部で３種類のVRがあり、進駐軍のVRの他に２種類があります。
各VRは、鹿屋市内に合計６ヶ所に設置してある二次元コードから見ることができます。
設置場所や詳しくは、鹿屋市戦争遺跡VRのホームページでご確認ください。
※鹿屋市観光協会では、戦争遺跡ガイド(予約制・有料)も行っています。
【高須海水浴場・高須海水浴場展望所・赤の鳥居】
住所：鹿児島県鹿屋市高須町
(海水浴は夏の期間のみ）
駐車場：海水浴シーズン以外は、鹿屋市高須出張所に隣接する公園の駐車場をご利用ください
HP：一般社団法人 鹿屋市観光協会
Instagram：＠kanoyashikankoukyokai
【高須トーチカ】
お問合せ：0994-31-1121(鹿屋市農林商工部ふるさとPR課)
HP：鹿屋市戦争遺跡VR
戦争遺跡ガイド(要予約) 一般社団法人 鹿屋市観光協会
※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください
コメント