投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部
お彼岸は春と秋の2回あるが、その理由をご存じだろうか。お彼岸にお墓参りをすることは知っていても、その意味合いは知らない人が多いかもしれない。今回は、お彼岸の意味や、春と秋の年に2回行う理由を解説していこう。
1. お彼岸が年に2回ある理由
お彼岸とは、悟りの境地に近づくために修行する期間のことだ。春分の日と秋分の日の前後7日間を指し、年に2回行われる。お彼岸期間中は、亡くなった人に思いをはせ、お墓参りを行うのが一般的だ。仏教において、真西は極楽浄土がある場所という説があるのをご存じだろうか。春分の日と秋分の日は太陽が真東から昇って真西に沈むため、太陽が極楽浄土に向かう日と考えられている。 そのため、春分の日と秋分の日の前後がお彼岸となったといわれている。
2. お彼岸のお墓参りのマナー
続いては、お彼岸のお墓参りの服装や持ち物について紹介していく。お墓参りのみの場合、服装は普段着で問題ない。掃除用具、ライター、ロウソク、お線香、供花、お供え物などを持っていくとよいだろう。お寺の法要に参加する場合は、黒などの地味な服を着用して行こう。数珠やお布施を持参することも忘れないでほしい。
3. お彼岸のお墓参りの手順
お彼岸のお墓参りの手順は次の通りだ。普段のお墓参りの手順とほぼ変わらないが、一応確認しておこう。
供花以外のものは持ち帰るようにしよう。お供え物を置いたまま変えると、カラスなどに荒らされる可能性があるため注意してほしい。
結論
お彼岸が年に2回ある理由は、春分の日と秋分の日は太陽が真東から昇って真西に沈むことが関係していると思われる。真西は極楽浄土がある場所という説があり、春分の日と秋分の日は、太陽が極楽浄土に向かう日と考えられているのだ。
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