三島村「焼酎メンドン」から一升瓶 鹿児島市電で焼酎電車「メンドン号」も

「焼酎メンドン」
「焼酎メンドン」
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焼酎電車

 三島村役場(鹿児島市名山町)が8月1日、焼酎ブランド「焼酎メンドン」の一升瓶を発売する。

 焼酎メンドンは同役場が運営する焼酎蔵「みしま焼酎 無垢(むく)の蔵」(三島村黒島)の銘柄。薩摩硫黄島産のサツマイモを使い、濵田酒造(いちき串木野市)などによる技術支援の下、製造・販売している。これまでは720ミリリットル瓶で販売してきたが、今回初めて一升瓶を発売する。メンドンは硫黄島の八朔踊りに登場する仮面神で、一連の行事はユネスコ無形文化遺産にも登録された。

 焼酎メンドンはもう一つの主力銘柄「焼酎みしま村」に比べ、「より芋の香りが強く、焼酎好きな人に好まれる」と担当者。「飲み方は炭酸割りがお勧め。この機会にメンドンの魅力を知ってもらえば」と話す。

 8月4日夜には鹿児島市路面電車を貸し切り、発売記念イベント「焼酎電車」も運行する。約2時間電車に乗りながら焼酎メンドンや特製弁当を楽しめるようにするイベントで、開催は3回目。前回まではコロナ禍の影響で定員を半分にしていたが、今回は本来の電車定員26人で募集(参加費5,000円、事前予約制、先着順)。

 価格は6,900円(1800ミリリットル、アルコール分25度)。

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