屋久島の焼酎「三岳」と「愛子」の抱き枕 島内限定、8月に発売へ

「三岳」と「愛子」の抱き枕を抱える寺田商店の店員

「三岳」と「愛子」の抱き枕を抱える寺田商店の店員

仲宗根社長は、抱き枕をそのまま小さくしたようなマスコットの準備も進めている。ボールチェーンでカバンなどにぶら下げられる。付属のネームタグに名前を書くとボトルキープしているように見えるアイデア。価格や販売方法は未定だが、30周年に合わせて年内に販売を始めたいという

寺田商店が予約を受け付けている。島内限定

 屋久島を代表する芋焼酎「三岳」と「愛子」をリアルに再現した抱き枕がこのほど、完成した。8月上旬、島内限定で販売を開始する。

寺田商店が予約を受け付けている。島内限定

 抱き枕を企画したのは、アミューズメント施設の運営を手がける大見商事(鹿児島市照国町)。焼酎を愛好する仲宗根剛社長は屋久島出身で、三岳酒造(屋久島町安房)杜氏(とうじ)の藤村勇さんから最近は焼酎離れが進んでいると聞いたことから鹿児島県内の焼酎業界を盛り上げようと抱き枕を販売しようと思い立った。

 抱き枕のモチーフは、三岳酒造の人気焼酎「三岳」と島内限定販売の「愛子」。三岳酒造が監修し、1升瓶のデザインをそのまま大きくして2升半サイズの抱き枕に仕上げた。「触り心地がよく、大人でも抱いて寝ると安眠できる」と仲宗根社長。クッションとして使うこともでき、焼酎好きの人にはたまらないアイテムとなりそうだ。

 販売は、三岳酒造に「愛子」の製造を依頼し販売をしている寺田商店(小瀬田、TEL 0997-43-5265)が行う。屋久島の世界自然遺産登録30周年を記念して、価格は各1,680円。8月上旬に発売予定で、現在予約を受け付けている。個数が限られているため、当分の間は島内からの注文を優先する。

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