全国品評会で日本一の豆腐店が盛況 鹿児島・薩摩川内市

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10月に開催された第7回全国豆腐品評会で、鹿児島県薩摩川内市の豆腐店の絹ごし豆腐が、最高賞を受賞しました。店は多くの買い物客で盛況となっています。
つるっとしたなめらかな表面が美しい、絹ごし豆腐。2023年の全国豆腐品評会「絹ごしの部」で最高賞となる、農林水産大臣官房長賞を受賞した「日本の絹ごし華」です。
作ったのは薩摩川内市のくすもと食品。薩摩川内市田海町にある直売所では、受賞を受け、連日多くの買い物客が訪れ、盛況となっているそうです。
取材した日も買い物客からは豆腐を絶賛する声が聞かれました。
買い物客
「まろやかな舌触りのいいおいしい豆腐だから、近くを通ったら店に寄る」
「好きなので、きょうはそのまま生で食べようと思います」
60年以上にわたって、豆腐製造を行ってきたくすもと食品。今回、絹ごし部門での最高賞を受賞した豆腐は、宮城県産の大豆を使用し、にがりは甑島の海洋深層水を使うなど、材料や製法にこだわったものとなっています。
くすもと食品・北野広社長
「食べるときはしょうゆをかけずに1口目、2口目を味わっていただき、その後は塩で食べればおいしい」
社長の北野さんは今後、絹ごしだけでなく、木綿や寄せといった全ての豆腐の評価で最高賞となる農林水産大臣賞の獲得を目指します。
くすもと食品・北野広社長
「今回、やっと金賞というのを受賞することができ、スタッフ全員で大喜びしている。全部門で受賞できるような環境をつくっていきたいですね!」
「日本の絹ごし華」は1丁432円で、くすもと食品によりますと、直売所では早ければ昼ごろには売り切れるということです。

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