冬の電気代を安くできる暖房器具 エアコン、ストーブ……どれがお得?

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燃料費の高騰によって物価が上がり、電気代も急激に高騰しています。冬は寒さをしのぐために、暖房器具は欠かせませんが、「電気代がいくらになるのか不安」という人もいるはずです。

そこで今回は、主要な5つの暖房器具の電気代を調べました。どの暖房器具の電気代が一番安いのか見ていきましょう。

エアコンの電気代はいくら?

エアコンは広いリビングなどにおすすめです。壁に備えつけるため出し入れ不要で、夏も冬も1年中使えます。1時間あたりの電気代は以下の式にて算出できます。

消費電力(kW)×電力量料金単価31円/kWh
(電力量料金単価は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会を参照)

ちなみに、ダイキンの10畳用エアコンの場合、消費電力は最大2kWです。したがって、2kW×31円/kWhで、62円となります。

こたつの電気代

こたつはテーブルを布団で覆い手足などを温められるため、体感温度を上げられます。

コイズミの家具調こたつの場合、消費電力は0.5 kWです。0.5 kW×31円/kWhで15.5円になります。

オイルヒーターの電気代

本体内のオイルを電気で加熱してパイプ内を循環させることで、熱を放出する暖房器具です。暖まるまでには時間がかかりますが、部屋全体を均一に暖めることができます。

デロンギの10~13畳用マルチダイナミックヒーターの場合、消費電力は1.5kWです。1.5kW×31円/kWhで46.5円になります。


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燃料費の高騰によって物価が上がり、電気代も急激に高騰しています。冬は寒さをしのぐために、暖房器具は欠かせませんが、「電気代がいくらになるのか不安」という人もいるはずです。

そこで今回は、主要な5つの暖房器具の電気代を調べました。どの暖房器具の電気代が一番安いのか見ていきましょう。

エアコンの電気代はいくら?

エアコンは広いリビングなどにおすすめです。壁に備えつけるため出し入れ不要で、夏も冬も1年中使えます。1時間あたりの電気代は以下の式にて算出できます。

消費電力(kW)×電力量料金単価31円/kWh
(電力量料金単価は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会を参照)

ちなみに、ダイキンの10畳用エアコンの場合、消費電力は最大2kWです。したがって、2kW×31円/kWhで、62円となります。

こたつの電気代

こたつはテーブルを布団で覆い手足などを温められるため、体感温度を上げられます。

コイズミの家具調こたつの場合、消費電力は0.5 kWです。0.5 kW×31円/kWhで15.5円になります。

オイルヒーターの電気代

本体内のオイルを電気で加熱してパイプ内を循環させることで、熱を放出する暖房器具です。暖まるまでには時間がかかりますが、部屋全体を均一に暖めることができます。

デロンギの10~13畳用マルチダイナミックヒーターの場合、消費電力は1.5kWです。1.5kW×31円/kWhで46.5円になります。

石油ファンヒーターの電気代

灯油を気化させて、ガスを燃焼させることで熱を放出します。広い部屋でも狭い部屋にも利用でき、部屋全体を暖められます。

ダイニチの10~13畳用石油ファンヒーターの場合、消費電力は最大0.37 kWです。0.37 kW×31円/kWhで11.47円になります。

一番電気代が安い暖房器具は?

今回紹介した暖房器具でいうと、一番電気代が安い暖房器具は、以下のような順位になりました。

1位:石油ファンヒーター(11.47円)
2位:こたつ(15.5円)
3位:電気ストーブ(34.1円)
4位:オイルヒーター(46.5円)
5位:エアコン(62円)

石油ファンヒーターが最も電気代が安い暖房器具という結果になりましたが、石油ファンヒーターの場合、灯油を買う必要があります。

経済産業省資源エネルギー庁が行った石油製品価格調査によると、2022年12月の灯油の店頭現金小売価格は、2,000円/18リットルです。

灯油を加味すると、他の暖房器具のほうが安く収まるケースもあるでしょう。また今回、エアコンの電気代が最も高いという結果になりましたが、設定温度に近づけば消費電力を下げるなどの機能がついている場合もあるため、必ずしも電気代が他の暖房器具よりも高くなるとは言い切れません。

消費電力だけではなく総合的な判断を

電気代を安く抑えられる暖房器具を選びたい場合は、生活スタイルや家の構造などを鑑みて、総合的な判断が必要です。

また、いくつかの暖房器具を使い分けたり、電力会社の見直しで電気代自体を安くしたりする方法もおすすめです。

文・山村望愛(ファイナンシャル・プランナー)
国立大学卒業後、大手証券会社に入社。約8年間、窓口にて個人向けの資産運用アドバイスを行う。現在は、投資初心者向けの記事や子育て世代に向けた記事など幅広いテーマの記事を執筆するかたわら、キッズ向けのマネーセミナーなどを企画・運営。

(2023年1月19日公開記事)


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