大雪ドキュメント クリスマス寒波で鹿児島県内各地で雪景色

今回のクリスマス寒波の影響で、23日は鹿児島県内各地に雪景色が広がりました。
【鹿児島市牟礼岡】
(記者)「鹿児島市牟礼岡に来ています。10分ほど前から吹雪はじめ、5、6センチの積雪も確認できます」
標高300メートルを超える鹿児島市牟礼岡は、22日夜からの雪で一面銀世界に。
県内のほとんどの学校は23日が2学期最終日。登校する児童の中にはこんな児童も。
【鹿児島市宮之浦町・宮小学校】
(レポーター)「雪が降る中ですが、半袖姿で登校している」
(子ども)
「(Q.どうして半袖?)えっ暑いから」
「(寒さは)大丈夫。手が寒い」
大掃除では、子どもたちは手を真っ赤にしながら雑巾がけを頑張りました。その後、担任から一人ずつ通知表が手渡されました。
(1年生)「(Q.冬休みどう過ごす?)こたつ(ずっと?)うん」
23日は高台や山地を中心に各地で雪が降りました。
【霧島市牧園町高千穂】
「すべってけがをするといけないから、早く出てきて雪かきをしている」
【出水市】
「寒いです」
「いつもとちょっと違うなと思った。雪の量も多いし」
【鹿児島市紫原】
雪だけでなく、あられが降ったところも。
【鹿児島市下福元町】
交通への影響も広がりました。
(記者)「午前10時、青空も広がる中凍えるような寒さが続く鹿児島市下福元町です。この時間も、チェーンによる交通規制が続いています」
【伊佐市・熊本県境 国道268号】
さらに伊佐市と熊本県境の国道268号では、路面凍結と積雪で車およそ50台が動けなくなりました。九州道の通行止めを避けて来て、立ち往生に巻き込まれたドライバーも。
(トラックの運転手)「予想以上の雪。自分が3時間ぐらい止まっている。厳しいですね。帰りもどうかな」
県によりますと、午後2時までに立ち往生は解消しましたが、通行止めは続いています。
薩摩・大隅地方では24日昼前にかけて大雪となり、影響がさらに広がるおそれもあります。

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