希少フルーツ生産支援へ、鹿児島 国産ニーズに期待

鹿児島県内で栽培されているアボカド(県提供)

 アボカドやドラゴンフルーツなど人気が高まっている「希少フルーツ」の生産拡大を図ろうと、鹿児島県が生産に取り組む農業者の支援に乗り出す。需要は伸びているが大部分を輸入品が占めており、県の担当者は「一部でも国産に置き換えることができれば」と期待を寄せる。2023年度の当初予算案に関連経費約800万円を盛り込んだ。

 希少フルーツ栽培に取り組む団体や市町村に一定額を上限に補助金を出す。県内各地の気候条件などに適した品種を選ぶための実証実験や、先進的な栽培技術を学ぶ研修会の開催などの費用に充てることができる。

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