日中友好願う花火 3年ぶり復活 1500発、夜空で共演 鹿児島市

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大きな音とせん光で観客を魅了する中国花火=3日、鹿児島市上谷口町のあいハウジンググラウンド松元

日中国交正常化50周年と鹿児島市・長沙市友好盟約40周年を記念する「日中花火文化交流鹿児島大会」が3日、鹿児島市上谷口町のあいハウジンググラウンド松元であった。日中両国の花火24種1500発が秋の夜空を彩った。
中国花火は、鮮やかな色や火花の不規則な動き、連続した打ち上げが特徴。爆音とともに打ち上がると、見物客はスマートフォンなどで撮影しながら鑑賞していた。
家族で来た同市の武岡台小学校3年板山幸聖君は「どちらの国の花火もきれいだった」。中国・瀋陽出身の鹿児島大学3年、陳翀宇さん(22)は「3年間帰省できていないので、故郷の花火を見られてよかった。両国の友好のために交流が続くといい」と話した。
1986~2019年、「中国長沙友好花火大会」として同市の伊敷団地や伊敷ニュータウンなどで開催。新型コロナウイルスの影響で中止が続いたが、節目の年に有志が復活させた。

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