ライター・寺師祥一2022年6月29日 10時15分
田植えを体験する児童ら=2022年6月10日、鹿児島県霧島市霧島田口、寺師祥一撮影
鹿児島県霧島市霧島田口の霧島神宮で、新嘗祭(にいなめさい)(11月23日)や神事のお供えなどに使われる米の御田植祭(おたうえさい)が今月10日に斎田であった。巫女(みこ)や神職に交じり、近くの霧島小学校の3年生12人が3年ぶりに参加した。同小では総合的な学習の時間を活用して御田植祭に参加していたが、この2年は新型コロナの影響で見合わせていた。
神事の後、神職らに交じって斎田に裸足で入った児童らは「ぬるぬるしている」など田んぼの感触に驚いていた。田植えは苗を2~3株ずつ目印のついた田植え綱に沿って手植えした。「おいしく育って、と願いながら植えました」と感想を述べていた。(ライター・寺師祥一)
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