私が宿泊したい鹿児島の歴史や文化を感じられるディープな宿3選!!

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 鹿児島は、美しい自然と歴史的な魅力が見事に調和した場所。その魅力的な鹿児島の歴史、自然、文化に触れるためには、特別な宿泊体験が必要不可欠です。

 例えば、鹿児島ではかつて多くの武士が暮らしていたため、武士の文化を感じることができる宿だったり、自然と歴史が交錯する魅惑的な温泉地もありますので、温泉に浸かりながら心身を癒すこともできます。

 鹿児島での宿泊体験は、まるで時を超えた旅への招待状。伝統と風情が息づく雰囲気の中で、心に残る体験を紡ぎましょう。

 このnoteでは、私が行きたい鹿児島の宿泊施設について紹介していきますので、皆さんにも鹿児島の魅力を感じてもらい、興味を持ってもらえたら嬉しいです。

1. 萌蘖 / 鹿児島市

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出典:萌蘖HPより

 ” いまに生きる武家屋敷 ” として誕生した「萌蘖(ほうげつ)」は、” 鹿児島文化の結節点 ” ” 現代の武家屋敷 ”をコンセプトに、鹿児島の伝統的生活文化に触れながら、一日一組限定のプライベート空間で暮らすようにゆったりと時を過ごすことができる宿泊施設です。

 鹿児島の武家屋敷には、他の地域では見られない独自の建築様式である「ふたつや」が存在します。通常、格式の高い住居棟の「おもて」と、日常使用する炊事棟のある「なかえ」の2棟が別々に建てられていますが、この2棟を「てのま」という形で連結しているのが特徴です。この伝統的な武家屋敷の建築様式を踏襲しつつ、現代の快適さも取り入れた「萌蘖」は、まさに現代の武家屋敷の姿と言えるでしょう。

 「萌蘖」は間取りだけでなく、内装にもこだわりがあります。メインの和室には鹿児島の伝統色である”島津紅”の円卓が配置されているのですが、そのデザインは家具デザイナーの村澤氏が手がけ、仕上げは仏壇で有名な川辺の漆職人によって行われました。このような細部までこだわった内装は、鹿児島の歴史と美学を感じさせ、宿泊者に特別な体験を提供してくれます。

 また「萌蘖~Wasabi~」では食事も充実しており、鹿児島の畜産物をふんだんに使用した四季折々の料理を楽しむことができます。ランチタイムは11:00~、13:10~の二部制となっており、ディナータイムは18:00~22:00までとなっています。前々日までの完全予約制となっているので、気になる方は是非お電話にて問い合わせをしてみてください。


≪ INFORMATION ≫
住所:鹿児島県鹿児島市中山1-5-2
電話:099-296-9788

2. RITA出水麓 / 出水市

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出典:RITA出水麓HPより

「RITA出水麓」は、明治時代に建てられた武家屋敷を再生した” 武家屋敷ホテル ”です。このホテルが位置する出水麓の武家屋敷群は、なんと日本最大級の武家屋敷群として国の” 重要伝統的建造物群保存地区 “に選定されています。約150戸もの武家屋敷が現存し、今なお住居として使用されています。

 ホテル内には和を感じられる部屋が3つ用意されています。それぞれ「農 ~MINORI~」「紅 ~AKANE~」「謐 ~SHIZUKA~」という和を感じられる素敵な名前が付けられています。かつては「農 ~MINORI~」が” なかえ “として、「紅 ~AKANE~」「謐 ~SHIZUKA~」が” おもて ” として利用されていたそうです。

 さらに予約ページを見ると、「炊 ~KASHIGI~」「環 ~TAMAKI~」「円 ~MADOKA~」という宿泊プランもあります。どの部屋も素敵な雰囲気が漂っていますので、自分に合ったプランを選択することができると思います。

 食事は朝食プランのみ提供されており、北薩の恵みを存分に味わえるメニューが用意されています。出水で活躍するシェフによるワンプレート朝食は、その季節の味覚を存分に楽しむことができると思うので、ぜひ一度その美味しさを体験してみたいと思っています。


≪ INFORMATION ≫
住所:鹿児島県出水市麓町18-35
電話:0996-68-8003(定休日:火・水曜日)

3. おりはし旅館 / 霧島市

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出典:おりはし旅館HPより

 明治12年(1879年)に創業した「おりはし旅館」の歴史は、島津家の漢方医であった久木田五介氏の長男である五郎氏が自炊設備を整備し、多くの湯治客を迎えるようになったところから始まりました。

 「おりはし旅館」の中心に位置する木造2階建ての本館は、大正2年(1913年)に建築された旧宿で、現在は個室の食事処として利用されています。地元の食材をふんだんに使用した料理を食べながら、歴史の息吹を感じることで、料理の味わいも一層深まることと思います。

 客室は10,000坪の敷地にわずか13室しかありませんが、その全てが贅沢に露天風呂を備えた離れとなっています。どの部屋も自然の雰囲気と和を感じられる空間で、静かな時間を過ごしながら、美しい景色や温泉の恵みに心を癒されることでしょう。

 また、温泉は日帰り入浴も可能です。源泉100%掛け流しの湯殿と露天風呂で、四季折々の自然の美しさを感じながら心身をリラックスさせることができます。春には桜、秋には紅葉とともに温泉を楽しむことができるそうです。


≪ INFORMATION ≫
住所:鹿児島県霧島市牧園町下中津川2233
電話:0995-77-2104


最後に…

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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それではまた次回記事でお会いしましょう!!

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