落ちそうで落ちない巨石がある神社 「必勝・合格祈願の聖地」に違いない 地元有志がお札設置「験担ぎに見に来て」 吹上

【大きさがよく分かる】社殿裏の巨石群にある「落ちそうで落ちない石」=日置市吹上町中之里

 【大きさがよく分かる】社殿裏の巨石群にある「落ちそうで落ちない石」=日置市吹上町中之里

巨石群の前で合格祈願のお札を結ぶ参拝者=日置市吹上の妙見神社

 巨石群の前で合格祈願のお札を結ぶ参拝者=日置市吹上の妙見神社

 鹿児島県日置市吹上町中之里の妙見神社にある“落ちそうで落ちない岩”の階段下に1月、地元有志らが棚と竹で作ったお札を設置した。21日は受験生らが真剣な表情で願いを書き込んでいた。
 島津忠良(日新公)が神社で祈願後、戦に勝利したとされる。境内の巨石群の中に亀裂のある岩があることから一昨年、地元有志らが周辺を整備し「必勝・合格祈願の聖地」として発信。地域活性化グループ「吹上未来研究所」の長野勝悟さん(57)は「正式名称はないが『落ちないわ(岩)』という人もいる。験担ぎに見に来て」と呼びかける。
 吹上の永吉地区から初めて来たという准看護師西元優梨さん(21)は「大きな岩で驚いた。2月の看護師国家試験合格を祈願した」と語った。

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