馬毛島基地整備の作業員４０人を乗せた船が岸壁に衝突 鹿児島・種子島

５日夕方、鹿児島県種子島の漁港で、馬毛島の自衛隊基地整備の工事関係者を乗せた船が、着岸に失敗して岸壁に衝突する事故がありました。けが人はいませんでした。
種子島海上保安署によりますと５日午後６時すぎ、西之表市の住吉漁港に入港しようとしていた小型の旅客船「馬毛島３号」１９トンが着岸に失敗して岸壁に衝突しました。
その後「馬毛島３号」は、近くに係留されていた無人の漁船にも衝突しました。
「馬毛島３号」には、自衛隊の馬毛島基地整備の作業員４０人と乗組員６人が乗船していましたが、けが人はいませんでした。
「馬毛島３号」と衝突された漁船には損傷があるものの、沈没の恐れはなく、油の流出もないということです。
種子島海上保安署が、事故の原因を調べています。