鹿児島旅行 2日目

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鹿児島市へ

鹿児島旅行の2日目、まずは霧島から鹿児島へと移動する。ホテルからJR隼人駅まで徒歩13分。列車に揺られて鹿児島中央駅、そして駅前のホテルへ。荷物を預けて、市内の観光に出かける。鹿児島市は2回目。前回は職場の人と来た。だが、運悪く市民マラソン当日にあたり、交通制限のために思うように観光できなかった。

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JR隼人駅 ホテル京セラから徒歩13分

城山

前回来た時には途中の義士の碑やら西郷洞窟などを見学しながら歩いて登った。今回は鹿児島中央駅前から「鹿児島シティビュー」に乗って楽をした。観光案内で1日券を買う時に「今日はクルーズ船が来ているのでバスは満員かも」と言われた通り、外国人観光客が多く、バスはぎゅうぎゅう。

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薩摩義士碑

日本人と違って、外国人観光客は西郷さんに思い入れはないはず。だから途中の碑も、洞窟もすっ飛ばして、桜島の眺めを楽しむために、バスで往復するのだろう。確かにバスで往復する価値のある眺めだ。昨日は一日雨だったが今日の空は晴れ渡り、眺めも素晴らしかった。

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城山からの桜島の眺め

黎明館

城山から再びバスに乗り、黎明館に行くために薩摩義士碑前で降りる。黎明館は城跡にある歴史資料館だ。薩摩地方の古代の石器時代、縄文時代から中世、江戸、現代までという、とんでもなく長いスパンの歴史を展示する。同じ館内に石器や土器と並んで、刀や大砲のレプリカなどが並ぶのがユニークだ。薩摩藩主、島津家や維新で活躍した義士たちの展示も多い。とにかく薩摩藩、鹿児島県の歴史を知るための資料館だ。

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黎明館前の天璋院篤姫像

仙厳園

黎明館から再びシティビューで仙厳園まで移動する。先ほどまでは外国人で一杯だったバスも途中から乗っても座れるほど空いてきた。仙厳園は前回の旅行時、市民マラソンのため閉園だった。島津家の別邸でNHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」でも度々見たロケ地でもある。

世界遺産に指定されている反射炉は鉄を溶かして大砲を作るために島津斉彬が作らせたもの。140人もの使用人が働いていたという邸宅は広々としている上、眺めが素晴らしい。丁寧に手入れされた庭園と、その向こうに見える桜島を楽しむことができる。天気が良い日は格別だ。

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仙厳園内の反射炉跡
画像邸内の部屋

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邸内から見た庭園と桜島画像
美しい庭園

楽しみにしていた仙厳園を今回ようやく堪能できて心なしかホッとした。入り口近くにある尚古集成館(しょうこしゅうせいかん)は本館は改修中のため入れなかった。観光はこれまでにし、すぐ近くの洋館のスターバックスで休憩。神戸北野異人館のスターバックス以外にも洋館スタバがあることを初めて知る。

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スターバックス仙厳園
店 入り口の上には島津家の家紋

ソラリア西鉄ホテル鹿児島

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鹿児島中央駅前の「若き薩摩の群像」 右後ろに見えているビルの7階から14階がホテル

仙厳園からシティビューバスで鹿児島中央駅前に到着。駅のすぐ前のソラリア西鉄鹿児島ホテルで2泊する。ビルの7階から14階までがホテルとなっている。部屋からはやっぱり桜島が煙を上げているのがよく見える。

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桜島が絵のように見えるピクチャーウインドウのよう

夜は黒豚のしゃぶしゃぶを食べようと、近くのお店「八幡」に行く。予約なしでも快く案内してくれた。方言(アクセント)がわかりにくいことを除けば、とても好感のもてる接客で心地よかった。しゃぶしゃぶを頼めば、〆のおじや、麺がついてくる。追加の単品で食べたさつま揚げとサツマ芋の天ぷらも美味しかった。

今日は天気が良かったものの、3月にしては気温はかなり低かったが、鍋をいただいて体も心もあったかくなったようだ。

ArcangeLog

ArcangeLog

映画、読書、料理と海外旅行が好き。 退職を機にサンチャゴ巡礼路を踏破しようと準備を重ねて1年あまり、 2023年7月から8月に無事巡礼に行ってきました。 折角、巡礼の準備として登山を始めたので、 2024年には六甲山全縦走大会に出場を目標にトレーニングに励もうと思っています。

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