鹿児島空港や川内港など県内8施設 有事の対応を見据え国の整備候補に 滑走路の延伸など

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南西諸島の防衛力強化が進むなか国は有事の際の対応を見据え空港や港の整備や機能拡充を行う方針を示しています。
 県内では鹿児島空港や川内港など8つの施設が整備の候補として検討されていることが県議会で明らかになりました。
 有事の際、自衛隊や海上保安庁による使用に向け、空港や港の整備を進める国の計画について共産党の平良議員が質問しました。
(県 安原達土木部長)
「本県においては 鹿児島空港、徳之島空港の2空港、鹿児島港、川内港、志布志港、西之表港、名瀬港、和泊港の6港を特定利用空港港湾の候補として検討していることが示された」
 国は、有事の際戦闘機の離着陸ができるよう滑走路の延伸をしたり大型の艦艇が接岸できるよう、岸壁の整備をしたい考えです。
(県 安原達土木部長)
「本県には昨年11月に国の担当者から概要について説明があったものの枠組みの効果、地元市町への対応、空港や港湾の選定理由など不明な点が多いことから現在説明の内容について問い合わせをしている」
 県は「引き続き情報収集を行いながら対応を検討する」としています。

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