鹿屋市の養鶏場 高病原性鳥インフル 遺伝子検査で陽性 殺処分開始

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2日、高病原性鳥インフルエンザの疑い事例が確認された鹿児島県鹿屋市の養鶏場について、2日、遺伝子検査で陽性となったため県は飼育するニワトリの殺処分を始めました。
県によりますと、2日、高病原性鳥インフルエンザの疑い事例が確認されたのは鹿屋市串良町の肉用の養鶏場で、簡易検査で13羽のうち12羽が陽性でした。
その後、遺伝子検査が行われていましたが県はさきほどその結果を公表し、陽性だったということです。このため県は、飼育するおよそ2万4000羽の殺処分を始めました。
また、発生農場の周辺3キロ圏の9つの農場で飼育する104万5000羽が農場からの移動制限の対象となったほか、3キロから10キロ圏の88の農場の620万2000羽が区域外への搬出制限の対象となりました。
鹿屋市は市内の道路に消毒ポイントを設けるなどして対策を強化しています。
県内で今シーズン確認された養鶏場での高病原性鳥インフルエンザの疑い事例は今回が13例目で、大隅半島では初めてです。

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