1年のほこり、ササっと払う 鹿児島市・照国神社

竹ざさを使って、1年のほこりを払う巫女(みこ)=15日、鹿児島市の照国神社

 竹ざさを使って、1年のほこりを払う巫女(みこ)=15日、鹿児島市の照国神社

神門に取り付けられる卯年の絵馬=15日、鹿児島市の照国神社

 神門に取り付けられる卯年の絵馬=15日、鹿児島市の照国神社

 鹿児島市照国町の照国神社で15日、1年のほこりを落とす「すす払い」があった。神職4人が本殿を清めた後、4人の巫女(みこ)が長さ約5メートルのササ竹で拝殿の天井や壁に積もったちりを払い、新年に備えた。
 神門には来年の干支(えと)のウサギと「飛躍」の文字をあしらった幅6.5メートル、高さ1.5メートルの絵馬がお目見えした。巫女の田多園菜那子さん(20)は「晴れやかな気持ちで参拝していただけるよう、掃除に取り組んだ」と話した。
 同神社は三が日の参拝客を約24万人と見込む。新型コロナウイルス対策で初詣を年内に前倒しする「幸先詣(さいさきもうで)」を呼びかけている。

コメント