26万人がウキウキ…4年ぶり通常開催のおはら祭、大にぎわい 鹿児島市

息の合った動きで繁華街を練り歩く踊り連=3日、鹿児島市金生町

 息の合った動きで繁華街を練り歩く踊り連=3日、鹿児島市金生町

飛び入り連で踊る女性ら=3日、鹿児島市金生町

 飛び入り連で踊る女性ら=3日、鹿児島市金生町

 第72回おはら祭の本まつりが3日、鹿児島市の天文館一帯であった。秋晴れの中、ディズニーのパレードもあり、会場には新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年度を上回る26万5000人(主催者発表)が訪れた。総踊りとダンスには、2日の夜まつりと合わせて県内外の196連1万5128人が参加した。
 同祭振興会の主催で、通常開催は4年ぶり。色鮮やかな衣装に身を包んだ踊り手は、「おはら節」などに合わせて軽やかな動きを披露。同市南林寺町の花田清子さん(72)は「観客が多くて、気持ちよく踊れた」と笑顔だった。
 沿道には音楽に合わせて体を動かす人も。同市草牟田1丁目の是枝正子さん(78)は「見てるとウキウキしてきて参加したくなった。老若男女の踊り手の姿に元気をもらい、これぞおはら祭と感じた」と話した。

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