『日本酒の一升瓶』って何ml?意外と知られていない【お酒の豆知識】

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

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居酒屋などでは日本酒を一升瓶で置いてあることが多い。しかし、自宅で日本酒の一升瓶を購入する機会も少ないだろう。そこで今回は、日本酒一升瓶は何mlなのか、相場や保存方法について紹介していく。

 

1. 日本酒の一升瓶って何ml?

一升瓶2本

日本酒の「一升」は、およそ1,800mlである。2Lのペットボトルよりも少し少ないくらいだ。一番耳にすることがある「一合」は、約180mlで一升瓶はその10倍にあたる。以前までは、一升瓶で発売されていることが多かったが、近年ではサイズダウンして「4合瓶(約720ml)」が主流にもなっている。「一升」や「一合」は日本酒ならではの単位だが、明治時代からいわれるようになった。国が本格的に日本酒造りに関与するようになって、酒税をコントロールする目的で使われるようになった。

 

2. 日本酒の一升瓶の相場とは

グラスに注がれた日本酒

一升瓶の購入を考えている方は、相場費用が気になるところだ。通常は、1,600円から3,000円で購入できるものが大半である。4合瓶であると、相場は1,000円から2,000円ほどだ。比較すると、一升瓶のほうがお得なのが分かる。これは、原料のほかにも瓶詰めにかかるコストが要因だ。ビールなどのほかのお酒に比べても、費用を安く抑えることができるのが、日本酒の一升瓶ではないだろうか。

 

3. 日本酒開封後の保存方法とは?

おちょこ

コストパフォーマンスもよい日本酒の一升瓶だが、開封後にすぐ飲み切るのは難しい。日本酒は、温度・光・空気などによって味が劣化してしまう。そのため、一定温度に保つ冷蔵庫での保存がおすすめである。一升瓶のまま冷蔵庫に入れることができない場合は、小さい瓶やペットボトルで保存するとよいだろう。空気による劣化を防ぐためにも、容量いっぱいにいれることをおすすめする。

結論

日本酒の一升瓶は、約1,800mlである。居酒屋などでも出される一合は、約180mlであるため、一升瓶は一合の10倍だ。一升瓶の費用相場は1,600円から3,000円であるのに対して、720mlの四合瓶は1,000円から2,000円であることから、一升瓶のほうがコストパフォーマンスに優れている。一升瓶を保存する際は、劣化を防ぐためにも冷蔵庫で保存することをおすすめする。

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