『紫尾温泉で「あおし柿」作り 温泉にプカプカ 甘い柿に 鹿児島県』

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 季節の話題を続けてお伝えします。まずは、さつま町の紫尾温泉で始まっている、渋柿の渋みを温泉につけて抜く「あおし柿」作りです。
 浴槽にプカプカと浮いているのは渋柿です。紫尾温泉で毎年、この時期に行われている「あおし柿」作り。渋柿を温泉に一晩ゆっくりつけると、渋みが抜けて甘くなります。
 けさは管理人の男性がお湯の温度や一晩つけた渋柿の味を確かめていました。
【紫尾温泉管理人西田隆三さん】
「柿を扱うとき人間と同じように考えている。人間も熱いお湯に長くつかればのぼせる。柿ものぼせる。熱くもなくぬるくもなくちょうどいい温度で柿に(温泉に)入ってもらうことを目指していて、温度は38度前後」
 「あおし柿」作りは今月下旬まで続き、紫尾温泉の隣にある売店で販売されます。
【紫尾温泉管理人西田隆三さん】
「ここにしかない唯一無二のもの。渋を抜いて甘さしか残らない独特のクセになる味なので味わってほしい」

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