おいしくリンゴを食べる切り方とは? 青森県の関係者が鹿児島市の小学校でリンゴの出前授業

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11月も下旬ですが、この時期に多く収穫されるのがリンゴです。そのリンゴの一大産地、青森県の関係者が27日、鹿児島市の小学校を訪れ、児童たちにリンゴのおいしさの秘密について話しました。
美川愛実アナウンサー
「10種類以上並んだ青森県産のリンゴ。色、形、つやがそれぞれ違います」
27日、鹿児島市の城南小学校で開かれた出前授業。
児童たちにリンゴについて語ったのは青森県の関係者です。青森のリンゴについて知ってもらおうと、九州・山口の各県で出前授業などを行っています。
国内生産量の6割を占めるリンゴの一大生産地の青森。栽培の始まりは明治8年で、150年近くの歴史があります。
授業では、そんな青森で育つりんごの品種の話に。
「甘いリンゴと酸っぱいリンゴ、どっちが好きですか?」
児童
「甘い!」「酸っぱい!」
山口九州地区青森りんごの会・中村昌也さん
「甘いのが好きな人もいれば、酸っぱいのが好きな人もいる。だからいろいろな種類がある。甘いのが好きな人は『王林』『名月』とか。黄色いリンゴは甘いものが多い」
リンゴも品種によって特徴は様々。
たとえば、ジョナゴールドは甘味と酸味があることから、ジュースに使われることも多い品種です。
一方、濃い紅色が特徴的な紅玉は酸味が強くて、アップルパイなどのお菓子用として人気だといいます。
児童は授業が終わった後も、それぞれの違いに触れていました。
児童
「これすごいテカテカしてる」
中村さん
「これは『白雪姫のりんご』と言われる」
児童
「毒リンゴ?」
中村さん
「食べられるリンゴです」
児童
「リンゴのいろんな種類を知ることができて楽しかった」
「どの種類なのかが気になって、甘いのか酸っぱいのか自分の心の中でクイズがしたくなった」
山口九州地区青森りんごの会・中村昌也さん
「リンゴは子どもの頃から身近にあって、秋から春にかけて毎晩のように食後に食べる身近なフルーツ。深く知り、興味を持ってもらえたので、これからもたくさん食べてほしい」
授業の最後には、今が旬の青森県産の「名月」が児童たちにプレゼントされました。
ところで、授業で紹介されたリンゴのカットの仕方があります。
「スターカット」という切り方で、リンゴを横倒しにして、輪切りにしていきます。こうすると、栄養が含まれている皮の部分もおいしく食べられるんだそうです。
断面を見るとリンゴの芯が星のように見えので、この名前がついたそうです。試してみてはいかがでしょうか。

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